COLUMN

社史は絶対不可欠なキラーコンテンツ!

2019/03/12 社内広報

数年に一度くらいしか触れないけれど……

社史。文字通り「会社の歴史」です。この言葉が社内で飛び交うときというのは何年に一度。いわゆる周年事業で社史が編纂される時だけかもしれません。

会社にとっては重要であっても、一般社員にとって社史は「縁遠いもの」、「昔の話」と距離が遠いのも事実です。入社時に一度、社員教育の際に触れたきりかもしれませんし、図鑑のような分厚い社史では気軽に読むことはできず、どうしても本棚の奥の方で文鎮化してしまうこともしばしばです。

しかし、社史ほど社内広報におけるキラーコンテンツはありません。今回は私の経験も交えながら「社史の重要性」をお伝えしたいと思います。

社史はその会社の財産。社史から見えるものとは?

「社史はキラーコンテンツ」とお伝えしましたが、なぜ、そう言い切れるか。

社史は会社の歴史です。その会社しか経験し得ない唯一無二の「財産」です。例えば、ソニーとパナソニック。競合する製品もありますが、社史が全く同じかといえば、まったく異なります。ソニーにはソニーの、パナソニックにはパナソニックの歴史があります。

その歴史を紐解くと見えてくるのが、その歴史の中で培われた「強み」が見えてきます。よく「うちの会社の強みは……」など社内報で経営トップや役員からのコメントで出てくる「その企業独自の強み」は、社史の中に秘密が隠されているのです。

「うちの会社の強みはチャレンジマインド」と言われていたら、一度、社史を確認してみてみましょう。その会社の歴史の中で、チャレンジをし続け、何かを大きな成果を得たという経験をしてきているはずです。

私も以前勤めていた会社で創業五十周年を迎えるにあたり、社史編纂チームのメンバーとして関わりました。

その中で気づいたのが、「強み」としてその会社が言い続けていたキーワードがありました。そのキーワードは社史を調べれば調べるほど、歴史の中での重要なものを占めていました。その強みがなければ、窮地を脱せなかったというほどです。

周年事業が済んでからというもの、社史に対する社員の意識が変わりました。周年事業以前は、「社史を調べる」業務を行ってきましたが、以後は「社史を後世に伝える」ことに腐心しました。

社史は現在進行系

社史=古臭い。そんなイメージがあるかもしれません。でも、実は社史は現在進行形なのです。企業が動いているからこそ、歴史が生まれていくのです。

社史はベテラン社員にとっては「懐かしい」、若手社員にとっては「初めて知った」と、伝え方に工夫するだけで、どの層の社員にも何かしらの発見があります。

大切なのは、かけがえの無い財産である社史を今後、どのようにして後世に伝えていくかです。

この記事の筆者

白川 浩一 白川 浩一

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